依頼内容

性格が穏やかで、明るくやさしい子だった中学生のF君は、ある時期から、塞いだ様子を見ることが多くなり、なにかと理由をつけて学校を休むようにもなっていました。

一度学校から帰宅した際に、肘や膝に擦り傷があり、制服もひどく汚れていたことから、母親が問い詰めたところ、ただただ「転んだの!」「自分で躓いただけ!」としか言わず、それ以上話すことはなかったそうです。ただこの時のF君の頑なな拒否反応と塞ぎ様が、とても気にかかり調査を依頼することになりました。


調査報告

いじめ調査の目的として一番重要なのは、いじめを止めさせることです。

そのためには、学校側にいじめが存在する事実を「証拠」として提示する必要があります。

調査は、基本的に学校敷地内には入れないため、登下校の最中や校外でのフィールドが焦点になります。

このケースでも下校中、4~5人の同級生にとり囲まれたF君を追跡し、廃業工場の敷地内で行われた激しい罵倒や陰湿ないじめ現場を音声付きの動画と静止画にて採取し提出しました。

後日、いじめの存在を認めた学校側の対応として、様々な試みがおこなわれ、結果としてF君へのいじめは収まり、以前のような明るい性格を取り戻し、両親に自然に心を開くようになったそうです。